胸の大きさは死活問題?!豊胸手術大国アメリカ | WhyNot!?JAPAN

胸の大きさは死活問題?!豊胸手術大国アメリカ

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著者が暮らすロサンゼルスでは、やたら胸が大きい女性や年齢の割には肌が不自然にパツパツで皺がない女性を目にすることが珍しくありません。欧米人はアジア人より体格が良いので胸も大きいのかと思いきや、どうもそれだけが理由ではないということが分かって来ました。そこで今回は、アメリカでの美容整形事情をご紹介します。

 

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出典:http://suzie-news.jp/archives/3209

 

アメリカは整形大国ランキングナンバー1

The International Society of Aesthetic Plastic Surgery (ISAPS)の調査によると、2014年に行われた美容整形の数が最も多い国は、アメリカということが分かりました。件数にして、4,064,571件。2位のブラジルは、2,058,505件ですから、アメリカではブラジルの約2倍の美容整形が行われたという驚愕の事実です。ちなみに、意外にも3位は日本の1,260,351件でした(※1)。この結果を当然と受け取るか、想定外と受け取るか…?アメリカでは、ハリウッド女優やモデルたちの整形がたびたび話題に上がります。テレビで見かけるニュースキャスター(アンカー・ウーマン)ですら、『明らかに美容整形した』人たちを目にしない日はないことを考えると、これは納得の結果かも知れません。

 

一般人も整形にオープン?

今日の日本では、堂々と美容整形を受けたことを公言する人の割合はまだまだ少ないのが現状です。文化の違いがあるのでしょうが、アメリカでは自分の美容整形歴を普通に話のネタにする人が日本よりも多いのです。かなり個人的な話にも関わらず、職場で同僚が整形をカミングアウトすることもあるから驚きです。

 

著者の元同僚のLは、ヒスパニック系アメリカ人。豊かな胸とお尻が自慢の2児のセクシー・ママです。彼女は授乳を終えた後の胸が恐ろしいほどに垂れたことを悲観し、豊胸手術を受けました。本人もそれをオープンにしていたので、職場の同僚たちには周知の事実でした。Lは夫にも豊胸手術を勧められたのですが、アメリカでは配偶者や彼氏が豊胸に大賛成(で、手術代まで出す)なケースも少なくはありません。ちなみに、豊胸手術は英語でbreast augmentation、 俗語でbuying boobs(boobsは、胸のスラング)と言います。偽乳は、fake boobsで通じます。

 

次に、元同僚のJ。韓国系移民のアメリカ人とだけあって、美容整形に関しては豊富な知識の持ち主でした。高校入学時に渡米した彼女は一重のままでしたが、「来月二重の手術を受けようかと思っている」と急に著者に話して来ました。なんでも、彼女の60代の母親がフェイスリフトを受けるので病院に連れて行ったところ、医師に二重の手術を勧められてその気になったのだそう。『来月、病院で髪形を変えるわ』ばりのノリで瞼の整形の話をして来たので、正直そのオープンさに度肝を抜かれたのは言うまでもありません。

 

また、別の韓国系移民のアメリカ人A。Aはレーザーのよるシミ取りで、101匹ワンちゃんで有名なダルメシアンの模様いっぱいの顔である朝出勤し、「伝染病か何か?!」と同僚を怯えさせた伝説の持ち主です。彼女は著者に「その二重は天然か?整形か?」と面と向かって利いてきた鋼の心臓の持ち主でもあります。日本人同士なら、職場でその質問はまずNGですが、韓国人同士では普通の会話の内容なのでしょうか(韓国は整形ランキング4位)?ちなみに、彼女が職場で多くの日本人に出会って非常に驚いたことは、『自然の二重で目の大きい人がたくさんいる』ことだったそう。

 

通りでなかなか皮膚科の予約が取れない

さて、整形大国のアメリカ。ありとあらゆる分野の整形で、ほとんど1位をマークしています。やはり人気の美容整形は、豊胸とボトックスなどの皺取りです。2014年に行われた豊胸手術は、297,297件。一方、皮膚に関する治療は9,212,204件にも上ります(※2)。アメリカでは初診のさいに記入する問診票で必ずと言っていいほど『豊胸手術を受けたことはありますか?』の設問があるのですが、それも頷けますね。そう言えば、あるクリニックで横に座っていたごく普通に見える女性の問診票がたまたま見えた時のこと。その質問の答えがYESになっていて、人は見かけによらないわと思ったことを思い出しました。

 

アメリカでは、皮膚科は予約が取り辛い専門院のひとつでしょう。以前、息子の予約で問い合わせたら、希望の医師は3ヵ月先まで空きがないと言われました。結局、別の医師に診察してもらうことになってクリニックに足を運んでみて納得。待合室には、ボトックスやケミカル・ピ-リングなどの美容整形関連のパンフレットが数多く置いてあり、不惑の年を迎えたであろう女性が所狭しと座っていました。どうやら、希望の医師は美容整形の腕も良かったらしく、そのために予約が取り辛かったことが分かったのです。アメリカでは、普通の皮膚科が美容整形の皮膚科も併設していることが珍しくありません。昨今では、美容整形をしなければ皮膚科も儲からないのだとか。

 

胸は口ほどに物を言う?

『男性は女性の体のどの部分をよく見るか?』というある研究結果では、男性は女性の顔よりも、やはり胸とお尻を他の体のどの部位より長く見る傾向があると分かっています。また、女性も同性の身体には厳しい目を向けている証拠なのか、男性と同様に女性の胸やお尻にチェックを入れているのだそう。さらに、この調査では、『カーブのある体系の女性のほうが、より人目を惹き、性格も申し分ないと思われがち』なことも明らかになっています(※3)。通りでアメリカ人女性たちがこぞって豊胸手術を受けたがるのも頷けますね。実際、胸のサイズでレビのニュース番組のキャスティングが決まるぐらいですから、胸は口ほどに物を言うのでしょう。特にショービズでは、やはり見た目は重要なのですね。

 

最後に

巨乳至上主義のアメリカでは、全体的に身体が薄い日本人にとってはかなり損をしているし、恋愛市場において苦戦を強いられていることになります。しかし、日本人女性に好意的な男性は、恐らくそこまで胸の大きさに重要性を見出していないはずですから、上手く需要と供給が成り立っているに違いありません。確かに胸が大きいと世界が一変するのでしょう。しかし、一方で、豊胸手術を受けた人の自殺率が3倍にも上がるということも分かっているので、楽観視ばかりもしていられないようです(※4)。また、女優のメグ・ライアンやレニー・ゼルヴィガーのように、顔をいじらない方が良かったのでは?と思わずにはいられないケースもちらほら。もちろん、本人たちが満足していれば周りは何も言えないのですが…。それを考えると巨乳がもてはやされるハリウッド映画業界において、美人なのに貧乳(失礼!)、だけど自然で堂々としている女優のキーラ・ナイトレイは、控えめな胸の持ち主が多い日本人として親しみが沸く希望の星ではないでしょうか?

 

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参考文献:

(※1、2)ISAPS International Survey on Aesthetic/Cosmetic Procedures Performed in 2014
http://www.isaps.org/Media/Default/global-statistics/2015%20ISAPS%20Results.pdf

(※3)Shocking Study Confirms Men Love Looking at Boobs
http://newsfeed.time.com/2013/10/29/shocking-study-confirms-men-love-looking-at-boobs/

(※4)Women with breast implants are THREE times more likely commit suicide and die from alcohol or drug use, study finds
http://www.dailymail.co.uk/health/article-3186950/Women-breast-implants-THREE-times-likely-commit-suicide-die-alcohol-drug-use-study-finds.html

 

 



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この記事のライター

オリビア