国際カップル的オリンピック観戦のススメ | WhyNot!?JAPAN

国際カップル的オリンピック観戦のススメ

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この記事をみなさんが読まれるころには、2016リオデジャネイロ・オリンピックで日本勢がいくつもメダルを獲得していることだと思います。日本中が一丸となって日本の選手に声援を送る中、国際カップルはオリンピック観戦に関しては、日本人同士のカップルとは少々異なる事情が付いて回ります。

 

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出典:http://www.freepik.com/

 

国際カップルの試合観戦あるある

オリンピック開催中はアメリカ在住の日本人代表のような気分で、日本人選手を応援しています。オリンピック観戦中に問題になるのは、パートナーとどう折り合いをつけるかです。たとえば我が家では、必然的に旦那はアメリカを、著者は日本を応援します。やはり、どうしても自分の国に勝って欲しいと思うもの。日本の選手が出場するときは、必然的に声援にも熱が入ります。アメリカ選手だけ出ているとき、日本人の選手だけが出ているときは平和です。著者は日本の選手がいない試合では、アメリカの選手を応援するようにしています。問題は、日本とアメリカが対戦するとき。通常より応援がヒートアップし、家庭内国際紛争勃発はもはや避けられません。

 

家庭内不和を回避するには?

国際カップルが試合を観戦するときに気をつけたいことは、まずお互いの国(選手)を悪く言わないこと。興奮し過ぎて悪い言葉を使って罵倒したり、こき下ろさないこと。競技に関係のないことは口にしない。選手の外見、歴史問題・政治問題に触れるのは、もってのほかです。次に、自分の応援する国が負けても、パートナーに敵対心を剥き出しにしないこと。最後に、応援する側もスポーツマン精神にのっとり、勝っても負けてもお互いの国の選手の健闘を労うこと。ファインプレーは素直に称賛すること。日本で試合を観戦する場合は、パートナーは完全にアウェーな状態です。その辺を少し考慮するよう心掛けてみてはどうでしょうか。これを実践するだけで、試合終了後にリビングルームに険悪な空気が流れることを防ぐことができます。

 

海外在住者のオリンピック観戦あるある

アメリカでオリンピック観戦をしながら毎度思うこと。それは、日本人選手が出場している競技が、必ずしもテレビで放送されるわけではないことです。たとえば、日本のお家芸である柔道。毎回メダルが期待出来るレスリング。これらの競技は、アメリカでは注目されている強い選手が少ないためか、スルーされがちです。結果、日本のネットのニュースのみで結果を知ることになります。よって、これらの競技で日本人選手がメダルを獲得しても、周囲のアメリカ人は「ふーん…」といった反応で、日本人とは温度差が。アメリカで人気があるのは、競泳、それから、陸上、体操、男子バスケットボールと、花形の競技が続きます。それから、なぜか人気があるのが、トライアスロン。そういえば、冬のオリンピックではノルディックスキー複合競技も人気でしたっけ(これは、欧州でも同じだと思われます)。アメリカに住んでいるのだから、アメリカの選手が活躍する競技にスポットが当たるのは仕方がないと分かっているものの、少し物足りなさを感じるのも否めません。

 

国外に出たら、愛国心が生まれるもの

日本に日本人として暮らしていると、日常的に「自分は日本人だ!」と感じることはあまりありません。著者もお恥ずかしながら多感な時期は、日本よりも欧米の文化に魅力を感じていました。ところが、留学後に日本に対する見方が大幅に変化しました。たまたま日本の美術や歴史的建造物について学ぶクラスを受講したのがきっかけです。自分がいかに日本の文化を理解していなかったかを痛感しました(残念ながら、日本史のクラスでは年号は習っても、美術や建造物の詳細は学べませんね…)。帰国後は京都や奈良で寺や仏像を見る目が変わり、日本の文化にも誇りを持つようにもなりました。日本を知るには、日本を外から客観的に見るのが有効的です。海外に住んでみて、改めて日本の良さを発見する人が多いのではないでしょうか。そんなわけで、ワールドカップやオリンピックが開催されるときには、日本在住時以上に日本人を意識する海外在住者は少なくないはずです。

 

おわりに

オリンピックは、自分が日本人であること(自分のルーツ)を再確認できる良い機会です。ここでご紹介した、家庭内紛争勃発を回避させる方法は、恋人・夫婦の間だけではなく、友人や同僚にも適用できます。前回のワールドカップ開催中に、某国出身の元同僚が、「日本が負けたとき、みんなで喜んだ。なぜなら、日本は第二次世界大戦中に…」と始めて、日本人社員を憤慨・辟易した事件がありました。敗退した国を悪く言うなんて、スポーツマンシップ精神に反しています。なによりも、全身全霊でプレーしている選手に失礼ですよね。国が絡むと熱くなりがちですが、やはりスポーツは歴史問題・政治問題とは分けて観戦するのが賢明です。

 

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この記事のライター

オリビア