アメリカの年越しとお正月は、何をするの? | WhyNot!?JAPAN

アメリカの年越しとお正月は、何をするの?

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クリスマスが終わりると、次にやってくる大きなイベントは大晦日(年越し)とお正月です。著者が暮らすアメリカで、人々が大晦日とお正月をどんな風に迎えるのかをご紹介します。

 

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出典:http://www.pexels.com/

 

海外の年越しといえば?

新年に備えて大掃除をし、夜になると年越しそばを食べ、NHK紅白歌合戦と『ゆく年くる年』を観て、除夜の鐘とともに迎える日本の新年。大晦日の夜は、荘厳な雰囲気が漂い、それを漢字で表現すれば、『静』でしょう。一方、アメリカをはじめとした海外諸国では、年越しイベントといえば、花火や音楽を伴ったカウントダウンイベントに代表されるように、その様子は『動』の漢字が相応しいかもしれません。

 

アメリカで最も有名な年越しイベント

アメリカで最も知名度が高い年越しはイベントは、ニューヨークのタイムズ・スクエアで開催されるカウントダウンで間違いないでしょう。毎年100万人以上が集まる大規模なカウントダウンイベントです。年越しの間際になるまでは、人気歌手の豪華なライブが行われます。ラスト1分になると、カウントダウンが開始されます。年が明けた瞬間に派手に花火が打ち上げられ、人々は抱き合ったりキスをしたり。ご存知の通りアメリカ国内には時差がありますので、この様子はテレビでニューヨークで年が明けた3時間後に西海岸では放送されます。

 

タイムズ・スクエアと双璧を成すラスベガスのカウントダウン

ラスベガスは、新年を迎えるのに大変盛り上がる西海岸の都市のひとつとして知られています。以前はギャンブルの町としてだけ人々に認識されがちだったラスベガスは、20年ほど前から家族で楽しめるエンターテイメントの町として生まれ変わりました。大晦日の午後からは、メイン・ストリップが歩行者天国に変わり、人でごった返します。また、有名なミュージシャンが年越しライブを行ったり、クラブでは踊りまくりのカウントダウンイベントを開催されます。ラスベガスには選択肢が多く、まさに何でもあり。各個人・家族・カップルに相応しい年越しイベントを選ぶことが可能です。そして、メインストリップ沿いにあるホテルの屋上から打ち上げられる約9万発の花火は圧巻です。

 

ロサンゼルスでは日本に限りなく近い年越しとお正月も実現可能

著者が暮らすロサンゼルスは、英語の学習には向いていません。しかし、日本人にとって全米で最も生活しやすい都市だと断言しても過言ではありません。日系マーケットや和食を堪能出来るレストランの数も多く、日本の食品の大半が手に入るだけでなく、価格も他の海外都市に比べるとリーズナブルなのが大変ありがたいところ。毎年、大晦日には生の手打ちそばを入手することもできます。また、お節料理の材料も販売されているだけでなく、既製品を購入することも可能です。テレビのローカルチャンネルでは、夕方からNHK紅白歌合戦が放送されます。これだけで、家の中で過ごす限りは、日本で過ごす大晦日とそう変わりません。ロサンゼルスでも大晦日にダウンタウンに繰り出せば、新しいランドマークである市庁舎前のグランドパークで、約5万人が訪れるカウントダウンイベントが開催されます。また、クラブでのイベントも多く開催され、地元の公園や港などでも花火が打ち上げられます。

 

年が明けると、拍子抜け…

日本では元日だけでなく、しばらくの間はお正月の雰囲気が街中に漂います。テレビを付ければ、お正月の特番ばかり。ところが、アメリカでは年が明けると、なんだかあっさりした空気が流れます。アメリカ人にとっては、年越しは盛り上がるけれど、年が明けたら、『既に終わった』といったところなのでしょうか。日本では三が日はお休みの企業が多い中、アメリカでは2日より通常営業です。情緒もなにもあったものではありません。アメリカではクリスマス後もクリスマスの飾りはそのままにしておいて、年が明けてから片付ける家庭が多いのですが、正月に目にするクリスマスのデコレーションはシュールです。まさに、そこには『終わった感』が半端なくあります。クリスマスに家族や親戚、友人と集うアメリカですが、正月に集うことはあまりないようです。日本人以外で唯例外は、一部のアメリカ人かもしれません。私が知る日系アメリカ人たちの多くは、大晦日に家族や親戚が集合してお節料理を作ると言っていました。

 

おわりに

以前、スイスに住んでいた友人に訊いたところ、スイスの年越しはやはり花火ということでした。ワーキングホリデーでオーストラリアにいた友人も、年越しといえば花火が主流だと話してくれました。南半球に位置するオーストラリアでは、12月は夏。彼女はTシャツとビーチサンダルといういでたちで新年を迎えたのだとか。お正月といえば夏の日本人からすると、なんだか妙な感じですね。『年越し=花火』が必須の海外ですが、著者の場合は日本を離れて長くなると、日本の大晦日やお正月が段々と恋しくなってきました。独身時代はカウントダウンイベントで花火を観たり、ライブに行ったり、むしろ、その方が刺激的だと思っていました。しかし、アメリカに永住してからは、すっかりお家派になってしまいました。やはり、幼少の頃から慣れ親しんだ文化が一番といったところなのか、それとも、里心がついたということなのでしょうか。または、海外生活が長くなって、『隣の芝が青く見える』だけなのかもしれません。しかし、ひとつはっきり断言できるのは、日本の大晦日とお正月は独特で、唯一無二だということです。日本人として誇りを持つべき文化だと、毎年日本から遠く離れた場所で思う著者なのでした。それではみなさん、良いお年を!

 

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この記事のライター

オリビア