恋人たちだけの日ではない:アメリカのバレンタインデー事情 | WhyNot!?JAPAN

【あなたはバレンタインデーに何かする?】恋人たちだけの日ではないアメリカのバレンタインデー事情

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アメリカのバレンタインデーが、男性から女性に贈り物をする日だということをご存知な人は大勢いると思います。著者も渡米して知ったのですが、実はアメリカのバレンタインデーは恋人たちに限ったものではないのです。ある意味、懐が深く、時には博愛的なアメリカのバレンタインデー事情をご紹介します。

 

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出典:https://www.pexels.com/

 

アメリカ人にとってバレンタインデーはビッグイベント

年が明けると小売店が早々とバレンタインセールの準備に取り掛かるアメリカ。町のいたるところが、赤とピンク色で溢れかえります。ハロウィン、クリスマスとイベントが国をあげて大盛り上がりを見せるこの国では、バレンタインデーも例外ではありません。楽しいこと・陽気なことが大好きなアメリカ人には、うってつけのイベントと言えます。今年のバレンタインデーのためにアメリカ人が費やすであろう予想平均金額は、136ドル57セント。予想総額は182億円にものぼります。ちなみに、昨年は記録的な数字を叩き出したようで、個人の平均消費額は、146ドル84セントでした。全体の消費総額は、197億円というから驚きです。

 

バレンタインデーの定番は、やはり男性から女性へ

アメリカのバレンタインデーの何が素晴らしいかといえば、やはり男性から女性へ贈り物をするところでしょう。この点について、異論を唱える女性はまずいないのではないでしょうか?男性から女性へといっても恋人同士だけにはとどまりません。夫から妻へと、既婚カップルも同じようにバレンタインデーをお祝いします。大人のバレンタインデーの定番は、なんと言っても赤いバラの花束。次に、チョコレートと続きます。中には、宝石を贈る男性も。それらにカードを添えるのが定番です。また、バレンタインデーのディナーは非常に人気で、ファンシーなレストランでは予約が必須なのは言うまでもありません。

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出典:https://www.pexels.com/

 

男性はバレンタインデーを侮ってはいけない!

男性の中には、女性の職場に花束を届けることも珍しくはありません。いかにもサプライズ好きのアメリカ人男性と言ったところですね。著者の前同僚には、旦那さんから職場に深紅のバラの花束とチョコレートでコーティングされたイチゴ(アメリカでは人気です)、そしてカードが届けられていました。『バラ・チョコレート・カード』…女性の大好物ばかり。まさに、女性版三種の神器とはこのことです。男性はバレンタインデーを決して侮るべきではありません。著者の知人は、何を思ったのか旦那さんが彼女に何も用意しなかったことが原因で激怒。大喧嘩に発展しました。(一部を除く)女性にとって、大切なのは気持ちです。バラやチョコレートで女性がご機嫌でいえくれるのであれば、痛くない出費です。男性はバレンタインデーを軽視してはいけません。バレンタインデー当日には、夜遅くまで営業してバラの花束を販売する花屋があるのですが(テレビのニュースでも毎年中継されます)、そういった男性が緊急で駆け込めるためかもしれません。

 

小学生の子供を持つ親にはバレンタインデーはビッグプロジェクト?

小学生低学年のクラスでは、バレンタインデーをお祝いするパーティーが開かれるところが多いようです。日本で言うところのお楽しみ会のような感じで、ギフトやカードを交換したり、お菓子やケーキ、アイスクリームなどを食べるのだとか。バレンタインデーが近付くと、親は担任の先生より手紙を受け取ります。バレンタインデーのパーティーに関するお知らせです。

 

小学校では男女関係なくクラスメート全員とカード交換をするのがお決まりです。当然、子供だけで準備ができるはずもなく、親はこのバレンタインデーのパーティーという名のビッグプロジェクトに駆り出されます。カードは既製品・手作りを問いませんが、なんせ人数分用意するのには骨が折れます。そんな親(と子供)を助けるのは、小売店で購入できる箱に入ったカード。中にはトランプほどの大きさのカードが30枚ほど入っています。そこに名前を書いて、個別包装されたチョコレートやキャンディーをひとつ添付するだけの優れもの。ここで忘れてはいけないのは、先生の分も用意することです。バレンタインデーが学校行事になっているなんて、日本人からすると驚きですね。クラスメート全員分用意する理由は、仲間外れや不平等を避ける配慮から。ある意味、博愛主義かも知れません。

 

デイケアでの粋な計らい

著者の息子が以前通っていたデイケアではバレンタインデー当日に、『Parents Night』が開催されていました。これは、子供ひとりにつき10ドル支払うと、通常ならデイケアが閉園時間になる午後6時から10時の間、子供を預かってくれるというサービス。バレンタインデーぐらいは夫婦水入らずでディナーや映画を楽しんで欲しいという気持ちから開始したそうです。子供を預ける人が近くにいない保護者にとっては、なかなか粋な計らいです。ちなみに、『Parents Night』でデイケアに預けられた子供たちは、子供向けの映画を鑑賞しながらピザ・パーティーを楽しむことになっていました。

 

おわりに

このほか、親が子供へ、子供から母親へ、祖父母から孫へ…など、お祝いをする対象は多岐に渡ります。カード売り場へ足を運べば、バレンタインデーのカードの種類の多さに舌を巻くこと間違いなしです。形は色々あれど、日本と決定的に異なる点は、職場での『義理なんとか』がないことでしょう。恋人や意中の女性がいる男性のみなさん、ここは日本だから…と堅苦しいことを言わずに、今年のバレンタインデーは女性に贈り物をして驚かしてみてはいかがでしょうか?

 

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参考文献:

(※1) Americans will spend less on Valentine’s Day this year

URL: http://www.abc15.com/lifestyle/wellness/heart-healthy/americans-will-spend-less-on-valentines-day-this-year



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この記事のライター

オリビア