【クリスマスに社会貢献】アメリカのTime for Givingってなに? | WhyNot!?JAPAN

【クリスマスに社会貢献】アメリカのTime for Givingってなに?

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日本に住むみなさんにとっては、日本人アメリカのクリスマスといえば家族で過ごす大イベントというイメージがあるかも知れません。しかし、アメリカのクリスマスは実はそれだけではないのです。アメリカに暮らす人にとって、クリスマスは『Time for Giving』でもあります。つまり、何かを必要としている人たちに無償で与えることを意味します。そして、それは多くのアメリカ人が非常に大切にしている精神や価値観であったりします。そこで今回は、アメリカ人が『Time for Giving』の理念に基づいてどんなふうに社会貢献やボランティア活動をしているのかをご紹介します。

 

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出典: https://www.pexels.com/

 

家で眠っている新品のおもちゃを有効利用

クリスマスとおもちゃは切っても切れない関係です。クリスマスに子供たちが喜ぶ顔を見たい…そんな願いを叶えるために行われている活動は、おもちゃの寄付を行うことです。有名どころでは『トイズ・フォー・トット(Toys for Tot: totはtoddler(幼児)の略)』がそのひとつで、トイザらスやディズニーなどの大企業がスポンサーになっています。寄付を受け付けている場所は、海兵隊の事務所、銀行、トイザらスなどの小売店と様々です。寄付の対象になっているのは、包装されていない状態の新品または、状態の良い中古のおもちゃ。寄付されたおもちゃは、おもちゃを買う余裕がない家庭の子供や施設で過ごす子供たちに配られます。寄付するおもちゃがないという人は、お金を寄付することも可能です。著者の前職場では、総務の呼びかけで社員からおもちゃを集め、まとめて寄付していました。想像していた以上におもちゃが集まったので、『あるところにはあるのだなあ…』と驚いたことを記憶しています。

 

また、消防署主催のトイ・ドライブ(Toy Drive)も地元の人々にお馴染みです。アメリカでは消防士が子供たちに非常に人気があり尊敬を集める存在であることは以前『どうして消防士は世界中でモテるのか?を検証』でご紹介しましたが、クリスマスにおいても彼らはヒーローなのです。著者の暮らすロサンゼルスではテレビのニュース番組の人気キャスターたち(大抵は、若い綺麗な女性)が特定の日に消防署でトイ・ドライブに参加することもあります。

 

消防署におもちゃを寄付しに来る人の中にはキャスターのファンが少なからずいることが予想されます。しかし、例えキャスターたちが客寄せパンダ的存在であったとしても、それでより多くのおもちゃを集めることができるのなら立派な社会貢献だと言えるでしょう。

 

お金や物資の代わりに時間を提供

『Time for Giving』はおもちゃなどの物資だけに限りません。必要としている誰かに、自分の時間を与えることもあります。クリスマスにはシェルターや路上で暮らすホームレス、そしてご馳走を用意する余裕のない低所得者(家庭)に無料で温かい料理を提供する非営利支援団体が全米中にあります。訪れるであろう数百人のために、数日前からボランティアたちが料理の準備をし、当日は配膳に当たるのです。

 

著者の知人は以前このボランティア活動に参加し、なんと5日もかけて料理したそうです。知人自身も失業中で決して経済的に裕福というわけではありませんでした。しかし、敬虔なキリスト教信者の彼女にとっては、ボランティアは当然のことで良い経験になったと話していたのが印象的でした。

 

子供や動物に楽しいクリスマスを

年間約12万組の養子縁組が行われているアメリカ。ホリデーシーズンは養子縁組や里親探しの活動も活発になります。テレビのニュースで新しい家族を待っている子供を紹介することは珍しくはありません(この点は、日本とかなり異なりますね)。子供たちをクリスマスを施設ではなく、誰かの家庭で過ごさせることが目的です。そして、新しい家族を必要としているのは子供たちだけではありません。

 

保護された犬や猫たちも同じです。クリスマスにギフトとして動物を買うのではなくアダプトするよう呼び掛けている動物保護団体が多くあります。中にはクリスマスイブとクリスマスの2日のみだけでも犬猫の里親になるプログラムを実施している団体も。2日も一緒に過ごしたら情が移ってそのクリスマスが終わっても飼い続けたくなりますよね。それが動物保護団体の狙いに違いありませんが、騙された!と怒る人はきっといないでしょう。

 

おわりに

寄付やボランティアの精神は、さすがアメリカならではです。キリスト教徒のバックグラウンドを持つ人が多いことが関係しているのかも知れません。日本のクリスマスは貰うことや消費することがメインになっています。しかし、アメリカの良いところを見習って、ここでご紹介したような活動が日本でも紹介され、浸透すれば素晴らしいなと思いませんか?

 

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この記事のライター

オリビア