インフルエンザの季節到来!海外での予防・対処法とは? | WhyNot!?JAPAN

インフルエンザの季節到来!海外での予防・対処法とは?

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寒い日が続きますね。著者が暮らすロサンゼルスも夜は冷え込むようになりました。寒くなると、どうしても体調を崩しがちです。現に、冬と風邪・インフルエンザ(英語でflu)は切っても切れない関係です。そこで今回は、アメリカのインフルエンザ対策・対処事情をご紹介します。

 

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出典:https://unsplash.com/

 

ワクチン接種は最大の防御?!

アメリカでは10月頃からインフルエンザのワクチン接種(flu shot)を推奨される場面に多く出くわすようになります。先日著者が急性虫垂炎で入院したさいも、退院前に看護婦にインフルエンザのワクチン接種を勧められました。数年前の妊娠中にもワクチン接種を勧められました。秋口から冬にかけて医療機関のお世話になると、やたらインフルエンザのワクチン接種を勧められる傾向があることに気付きました。日本では風邪やインフルエンザの予防には、外出時のマスクの着用や手洗いとうがいがお約束です。

 

しかし、合理主義のアメリカではそんな小手先の予防法よりも、がっつり成果が得られやすいワクチン接種が最善の予防と考えられています。インフルエンザが流行する前に、先手必勝といったところです。流石、治療より予防を重視するアメリカ。ワクチン接種率の高さの理由は、気軽に受けられることでしょう。日本ではインフルエンザのワクチンの接種は病院でと決まっていますが、アメリカでは薬局(ドラッグストア)で接種可能なのです。薬局では薬剤師がワクチン接種を担当します。

 

薬局でのワクチン接種にはメリットがたくさん?!

薬局でのワクチン接種のメリットは、まず『打ちたいときにいつでも打てる』ことでしょう。アメリカの病院はERやWalk Inなどの緊急の場合を除いては、基本的に完全予約制です。希望の医師に診察してもらうには、1ヵ月待つ必要があることも珍しくはありません。特にサンクスギビングデー前からはホリデーシーズンで休みが多いこともあって予約が取り辛くなります。こんな調子ではワクチン接種を待っている間にインフルエンザに罹患してしまいそうです。

 

しかし、薬局は24時間営業しいているところもあるので、まさに『思い立ったら吉日』なのです。次に、診察料が掛からないこと。また、Co-Payと呼ばれる患者負担のOffice Visit料金も支払う必要がありません。アメリカでは診察料は医師の言い値で100から300ドルぐらいが相場です。Co-Payは保険の内容によりますが、大体10から50ドルぐらい(ERはさらに割高)です。これらの経費を払わずに済むのですから、薬局での接種の方が安くつくわけです。唯一デメリットがあるとすれば、5歳以下の幼児や妊婦は薬局での接種が受けられないことでしょう。

 

発熱ぐらいで病院へ行くべからず?!

アメリカでインフルエンザに罹患してしまったときの対処法は、日本のそれとは少々異なります。日本ではタミフルなどの抗インフルエンザ薬の処方が主流です。しかし、アメリカでは『水分を十分に取って自宅で養生』『少々の熱は市販薬で対応』が基本です。日本のように、行きたいときにすぐに病院へ行けない環境もあるため、発熱したぐらいではみななかなか病院へかかりません(ただし、重症化した場合は除きます)。

 

発熱で出社すると白い目で見られる?!

また、Sick Leaveと呼ばれる病欠休暇を福利厚生の一部として社員に与えている企業が多いため、風邪やインフルエンザに罹患して明らかに具合が悪かったり発熱していたら、即家へ帰るように上司に命じられます。なぜなら、職場でウイルスをまき散らされると迷惑だからです。日本のように、『発熱しても出社した』とか『インフルエンザでも働いた』といった武勇伝(?)はアメリカでは通用しません。そんなことをしていたら、変人だと思われても仕方ないでしょう。

 

また、上司が具合の悪い部下を無理に出社させることもできません。実際、著者も日本人特有の責任感から、風邪で微熱があったにも関わらず午前中のみ出社したときのこと。『なんで無理して会社に来たの?』と、まるで半ば責められているような口調でアメリカ人の同僚に言われました。しんどかったら、会社を休んでゆっくり休養…アメリカでは当たり前のことが当たり前に行われています。

 

まとめ

日本でもアメリカのように薬局でのインフルエンザワクチンの接種が可能になれば、接種率がもっと上がるかもしれません。そしてなにより、風邪やインフルエンザに罹患してしまったら、気兼ねせずゆっくり自宅で養生できるそんな人間らしい生活を送れる社会になって欲しいものですね。

 

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この記事のライター

オリビア