入国審査を甘く見ると怖い。知っていて損はない4つの話 | WhyNot!?JAPAN

入国審査を甘く見ると怖い。知っていて損はない4つの話

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【国際遠距離恋愛中】空港で、絶対に言ってはいけない、あの言葉の記事の続編。

 

外国の空港で入国審査のときに注意しておいてほしい事、知っていて損はないアメリカの入国審査場での話をご紹介します。

入国審査場での受難は、誰にでも降りかかる可能性があります。本当に観光目的でもハズレの審査官に当たるときも。

 

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出典: https://www.pakutaso.com/

 

「台湾人です」で、なぜか救われた

Mさんは、MITで留学中の台湾人の男友達に会うために、ボストンへ。空港の出口へ向かう途中、税関職員に呼び止められました。

税関職員:「アメリカに来た理由は?」                        
Mさん:「観光です。」                                
税関職員:「一人で観光?友達がいるのか?どんな友達?」               
Mさん:「MITに通う友人に会います。」                       
税関職員:「それは男?専攻は?」

友達の専攻まで知る必要ある?と腑に落ちないMさん。しかし、税関職員の顔は恐ろしく真剣です。背筋に冷たいものが走りました。

Mさん:「男性で、海洋エンジニアです。」                      
税関職員:「それは、アメリカ人?日本人?」                     
Mさん:「台湾人です。」

すると税関職員は、強張った表情を少し緩めてMさんに伝えました。「もう行ってよろしい。」

 

理由はなに?

空港を出て友人の元へ向かう途中、Mさんの頭の中は疑問符で一杯でした。あの質問攻めはなんだったの?と。考えられたのは、税関職員が、「若いアジア人女性が単身、アメリカで勉強中の『男友達』に会いにくるのは怪しい。もしかしたら、その『男友達』は『アメリカ人』の『ボーイフレンド』なのでは?」と疑ったに違いないということでした。嘘をつく必要もなかったMさんは、税関職員の質問に詰まらず答えることができました。しかし、もし狼狽して挙動不審に見えていたら?まさかの、別室送り?Mさんは、考えれば考えるほど後から腹が立ちました。文句のひとつでも言いたいところですが、税関職員は与えられた『権限』を持ってして、彼のするべき仕事をしていただけなのです。

 

娘に会いに行く母親の話

サンフランシスコ空港にて。Kさんは入国審査場で自分の番を待っている最中、前に並んでいた初老の日本人女性と世間話をしました。なんでも、その女性はヒューストンに嫁いだ娘が間もなく出産予定で、手伝いに行くとのこと。カウンターには中年の男性審査官と、女性審査官の二人がいました。前の女性が職員に呼ばれてカウンターへ進むも、通常より時間がかかっている様子。やっとのことで彼女の審査が済み、次にKさんの番に。どうやら女性審査官は新人で、男性審査官からトレーニングを受けているようでした。そこでKさんが聞いて驚いたのは、男性審査官が新人に指導していた内容でした。「さっきの女性は、出産の手伝いでアメリカに来たって言ったけど、もしかすると、娘や孫が可愛くなって、そのまま不法滞在する可能性も考えられるから。彼女は日本で無職だし、ああいうケースでは、よく取り調べるのが無難なんだ。」

 

同じ質問を3回もされると思ったら、案の定…

Hさんは、アメリカの永住権保持者です。休暇でシアトルからヨーロッパ観光に行き、アトランタ経由で帰国する予定でした。アトランタ空港の入国審査場で、顔面蒼白の体験をしました。女性審査官が、カウンターで何度も同じ質問をHさんに繰り返すのです。「ヨーロッパのどの国を訪ねた?」「目的は?」「期間は?」「シアトルでの職業は?」Hさんがスラスラ回答しているにも関わらず、「…で?どの国に行ったって?」と、また同じ質問が。3回目の同じ質問で、なにかおかしいと思い始めたHさん。審査官は、Hさんのパスポートと永住権を赤いクリアファイルに入れて一言。「向こうの鉄の扉が見える?あそこに今から行って、前に着いたら横のブザーを鳴らして。職員が中から扉を開けます。」

 

永住権があるのに、まさかの展開

中に入ると、そこには長椅子が並んでおり、取り調べを待つ旅客が沢山座っていました。前方の机には、女性職員の姿が。名前を呼ばれた旅客は、彼女の所へ行く仕組みです。部屋は小さいので、耳を澄ませなくても、審査官と旅客の会話が通抜けでした。アメリカで軽犯罪歴のあるスペイン人男性、入国するのに必要な書類が不足しているインド人家族…どうやら、そこにいる人は全員何らかの問題があるようでした。「私は永住権保持者で犯罪歴もないのに、なぜここに?!」Hさんは、パニック寸前に。まさに、青天の霹靂です。「最悪の場合は強制送還?弁護士は雇える?強制送還前に、旦那に電話は許される?」Hさんの番がまわって来ると、審査官はHさんに一言。「永住権保持者が、なぜここに?すぐ出て行って結構。」なぜか聞きたいのはこちらだわ!と、Hさんが心の中で彼女に突っ込まずにはいられませんでした。Hさんは去り際に、別室送りの理由を彼女に尋ねると、「カウンターであなたの指紋が、登録されているのと一致しなかった。」と意外な返事が。Hさんが、世の中には100%大丈夫なことはないと悟った瞬間でした。

 

外国人はつらいよ

ここでご紹介した事例から分かることは、外国では外国人の立場が弱いということです。中には、入国審査場でなぜか何回も引っかかる悲運の人も。特に、アメリカでは9.11のテロを境に、審査の目は以前より厳しくなりました。永住権保持者でも油断は禁物。Hさんはアトランタ空港の件以来、入国審査場で毎回必要以上に緊張するそうです。ヨーロッパでも今日は厳しいのかも知れません。しかし、入国審査場では余計なことは一切言わず、堂々と質問に答えて乗り切りたいものです。

 

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この記事のライター

オリビア