本当に大丈夫?:履歴書に『留学経験あり』『特技は英会話』と記入する前に! | WhyNot!?JAPAN

本当に大丈夫?:履歴書に『留学経験あり』『特技は英会話』と記入する前に!

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留学経験や海外生活経験がある人なら、就職活動・転職活動で履歴書で是非それをアピールしたいと思うものですよね?でも、その英語力、アピールして本当に大丈夫ですか?今回は、著者が実際に遭遇した英語のびっくり面接のエピソードをご紹介します。

 

語学力は武器になる!ただし、証明できる場合は…

正規留学、交換留学、語学留学、ワーキングホリデーと、海外で学んだり生活する方法は沢山あります。海外経験がある人なら、就職活動の際に履歴書にそれを記入して、語学力や国際感覚などを最大の売りにしたいと考えるのはごく自然なことです。しかし、時と場合によっては、いくらセールスポイントが留学経験や語学力と企業にアピールしたところでまったく説得力なし、またはかえってマイナス評価となってしまうことがあるので注意が必要です。あなたの語学力で相手に納得させることができますか?

 

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出典:http://www.photo-ac.com/

 

長過ぎる英語面接での沈黙の後…

著者が日本で某外資系企業に勤めていたときのお話しです。営業部に欠員が出たため、求人広告を掲載したところ、1名の採用枠にも関わらず50名ほどの応募がありました。募集要項に『英語必須』と書いていたため、応募者の全員に何らかの海外生活経験がありました。事務所には会議室がないため、フロアの一角をつい立で囲って応接していました。そのため、面接の内容は社員に筒抜け状態。さて、ある求職者の面接はびっくりな内容でした。面接担当の支店長が面接の終盤に、「今から自己紹介でも何でも構いませんので、英語で3分ほど話してみて下さい。」と言ったところ、その求職者は黙り込んでしまいました。外資系企業にも関わらず、終始日本語で行われてきた面接。しかし、最後の最後で『英語でどうぞ!』と言われて意表を突かれた様子。気まずい沈黙が流れ続けました。沈黙していたのは2,3分程度でしたが、耳をそばだてて聞いていた著者には永遠にも思える長い時間に感じられました。「何でもいいから話したほうがいいのでは?」と著者が心の中で叫んだ瞬間、やっと彼が口を開きました。「…頑張ります!」それが彼が大声で、しかも日本語で言えた、たった一言でした。

 

また後で…は通用しない

また別の求職者も、なかなかパンチがきいていて、後に職場で語り草になりました。前出の求職者と同様、面接の最後に英語でのスピーチを求めたところ、信じられないことに再び長い沈黙が訪れました。面接の様子はつい立で遮られているので見えないものの、彼の焦りようがつい立越しに痛いほど伝わってきました。なんだか気の毒にも思い始めたそのとき、彼はついに言葉を発しました。日本語で一言、「すみません。今日は調子が悪いです。」まさかの発言に、同僚たちと目を丸くしたのを覚えています。支店長は苦笑いするしかありませんでした。

 

特技が英会話なら、話せないと話にならない

さて、漫画みたいな内容の面接だったこのふたり。彼らの履歴書には堂々と海外経験や語学力がうたわれていました。ひとりはワーキングホリデー、もうひとりは語学留学。英語を使って仕事がしたいために外資系企業に応募したはずなのに、求められたときに英語が出てこないなんて致命的すぎます。外資系企業で働くと、ありとあらゆる場面で英語力が求められることが多いのです。社内メールは英語が基本という企業も少なくないし、同僚には日本語が話せない外国人もいます。また、国際電話は頻繁に掛かってくるし、海外から外国人の客が訪れることも。そんな環境で、「頑張ります!」と答えた彼や、「今日は調子が悪い」と答えた彼は通用しません。なぜなら、『気合い』だけて英語は話せませんし(職場は能力や労働力を提供して対価を得る場所であって、学校ではありません)、突然国際電話が掛かってきたときにパニックになって、「今は調子が悪いので、また掛け直して下さい。」と相手に言うこともできないからです。

 

おわりに

今回ご紹介したふたりが面接で極度に緊張していたことは明らかです。しかし、それは英語を話せない言い訳にはなりません。履歴書で特技は英語と書いているなら、なおさらです。面接では、誰でも相手に良く思われたいと思うもの。でも、履歴書に書いた内容には責任を持つべきです。嘘をついてその場を切り抜けることができても、後々ぼろが出てしまいます。変に謙虚になる必要はありませんが、特技は英会話と言うのに相応しいのか、客観的に自己分析するのは賢明です。もしかすると、面接で大恥をかいたふたりは、海外から帰国した直後は英語がそれなりに話せていたのかもしれません。しかし、みなさんもよくご存知の通り、語学を習得するには膨大な時間を費やさなければならないのに、悲しいかな、忘れるのはとても速いのです。せっかく身に付けた語学力を維持していくためには、日頃の努力が欠かせません。できれば、定期的に外国人と話す機会を設けるのが望ましいでしょう。将来、外資系企業への就職を狙っている人は、英会話のレッスンで先生を相手に英語面接の疑似練習をするのも得策です。そして、履歴書に『特技は英会話』と、嘘偽りなく堂々と記載できるようにしたいものですね!

 

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この記事のライター

オリビア