優柔不断な外国人男性との国際遠距離恋愛をお勧めしないわけ | WhyNot!?JAPAN

優柔不断な外国人男性との国際遠距離恋愛をお勧めしないわけ

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経験者ならお分かりだと思いますが、国際遠距離恋愛は本当に骨が折れます。時には寂しさや埋めようのない物理的な距離間に無力感を覚えます。とにかく、一に忍耐、二に忍耐。どうせ国際遠距離恋愛をしなければならないのなら、出来るだけ前向きに、日々を穏やかに過ごしたいものです。ところが、相手の性格によってはそうはならないことがあります。それは、優柔不断な性格です。なぜ、優柔不断な男性は国際遠距離恋愛には要注意なのでしょうか?

 

 

英語で優柔不断はなんと言う?

英語で優柔不断を、indecisiveと言います。スラングでは、wishy-washyと言ったり、run hot and coldと言ったりもします。Run hot and coldのイメージとしては、蛇口から出てくる水が熱くなったり冷たくなったりといったところ。気分がコロコロ変わる(優柔不断で、なかなか決断出来ない)様子を上手く表現していると思いませんか?

 

一夜明けると、まるで別人のよう

著者が結婚前に国際遠距離恋愛をしていたアメリカ人男性Mは、非常に優柔不断な男性でした。優柔不断というか、極度の心配症というか、とにかく、その悪い要素ふたつを併せ持った人でした。付き合う前と付き合い初めはそうでもなかったと記憶しています(そうでなければ、付き合ってなかったはず)。しかし、ある出来事から彼がその片鱗を見せ始めたのです。その出来事とは…レイオフです。Mの顧客が彼の会社にビジネスの更新をしなかったと判明したころから、Mの部署に暗雲が立ち込め始めました。アメリカあるあるですが、そういった場合、担当している部署全体がなくなることがあるのです。心配性のMは日夜レイオフになるかも?と戦々恐々。その当時、著者は仕事をするために、半年後を目途に渡米予定でした。他州でも同じ国にいれる!とふたりで楽しみにしていたのです。それに合わせて、将来の話も出て来ました。にも関わらず、ある夜チャットで話し一夜明けて昼に話すと、どうも彼の様子が変なのです。理由を尋ねると、「あれから色々考えると不安で不安で…君がアメリカに来るのは考え直すべきだ」と彼は答えたのです。

 

ある夜突然、関西国際空港へ現れた

それからのMは、彼のお家芸とも言える優柔不断さや心配性を最大限発揮。言うことがすぐにコロコロ変わるし、常に何かを心配しているのです。一事が万事優柔不断な物言いの彼に段々疲れてきた著者はある日、「ちょっとははっきり物事を決めてくれ!」と強引に物事を進めようとしました。すると、Mは半ばパニック状態に。怒り心頭の著者は、「あなたといると時間の無駄!あなたは、心配するのが大好きなんだ!(You are happy with being unhappy!) うんざりだ!もう二度と連絡して来ないで!」と言い残して、Mとの連絡を完全にシャットアウト。クリスマス前のことでした。正月明けをハワイで過ごし、身も心もスッキリして帰国したある夜のこと。携帯の画面には『公衆電話』の表示が。電話に出ると、なんとMだったのです!公衆電話から電話してるってことは、今、日本?!メールや手紙を送っても音沙汰無しの著者に会って直接謝るために、Mははるばる来日したのです。いろいろ考えるところはありましたが、わざわざ日本に来たという熱意(?)にほだされて、Mの謝罪を受け入れることに。こうして、再び国際遠距離恋愛がスタートしたのでした(それが悪夢の始まりとも知らずに…)。

 

いつまで続く?エモーショナル・ジェットコースター

結局Mはレイオフされ、その後何を思ったか、FBIに応募。こう言っては何ですが客観的に見て、彼はFBIエージェントからは程遠い要素の持ち主に思えました。心配性で優柔不断。しかも、銃の扱いに慣れているわけでもありません(それどころか、出来れば銃とは無縁の人生を歩みたいと願って来た人間)。FBIに応募した理由は至って単純でした。政府の仕事だと、一般企業より安定しており、レイオフの可能性も低いから。よほど、レイオフされて眠れない夜が続いたことが堪えたようです。彼の予想外の行動に、著者がかなり度肝を抜かれたのは言うまでもありません。

 

辛いトレーニングと忍耐の日々

FBIに応募後、彼はなんと試験に合格しました。試験と言っても、筆記と体力テストで、本当の試練はこれから始まるのでした。それは、FBI本部での16週間に及ぶトレーニング。その間、何度も筆記試験や射撃試験(銃を組み立てた後、7割的に当てる必要がある)があり、FBIが求める基準に満たない者は、どんどん脱落して行くのです。FBIの本部といえば、アメリカのドラマCRIMINAL MINDをご覧の方ならお馴染みの、ワシントンD.C.にあるクワンティコです。ここで携帯電話やパソコンが使えない缶詰状態で16週間過ごすと聞いた著者は、悪い予感しかしませんでした。「果たして、豆腐のように弱いメンタルの彼に耐えられるのか?」連絡手段は、彼からの公衆電話と手紙のみ。この便利な時代に手紙かよ!と思いましたが、規則に従わなければなりません。きっとクワンティコ宛に届く手紙は全部検閲されるんだろうな~と思いつつ、彼の希望もあって、彼を励ますために週に1回手紙を書くことに決めました。

 

我慢のし過ぎは精神衛生上良くない

こうしてMのトレーニングがスタートしました。予想通り彼にはかなりのプレッシャーだったようで、週末に掛かってくる唯一の電話の内容は、愚痴や泣き言ばかり。著者も仕事や親との関係など悩み事があり、Mに話を聞いてもらいたいのは山々でした。しかし、Mがこの試練を乗り越えて晴れてFBIエージェントにならなければ、ふたりの未来はないも同然(Mが失業したままでは結婚も出来ませんし…)。彼に余計な心配をさせないように気を遣い、自分の気持ちを押し殺し、自分のことは二の次でMを応援し続けました。まるで、Mの個人的なチアリーダーのように…。しかし、やはり無理は禁物です。Relationshipはひとりではなく、ふたりで育むもの。立場は対等でなければなりません。どちらか一方がいつも我慢しているような関係は、不自然だと早い時点で気付くべきだったのです。

 

卒業式の日に大爆発

著者の忍耐の日々を知らないまま、Mはすべてのトレーニングを無事終了。晴れてFBIエージェントになりました。しかし、事件は卒業式の後に起こりました。式が始まる前に、「式が終わったら電話する」と約束したM。ところが、約束の時間になっても携帯は一向に鳴る気配がありません。結局、2時間遅れて連絡を寄越して来たMに、著者は大爆発してしまったのです。心の隅では、「今日はMの卒業式だから、楽しい気分でいなければ」と思ったものの、怒りは収まりません。今まで我慢して来た鬱憤をダムが決壊するかの如く、もうこれ以上抑えることが出来なくなっていました。「今までずっと待たせ続けた上に、卒業式当日にも待たせやがって!遅れるんなら、電話の一本ぐらい寄越せ!人の時間を何だと思ってんだ!」のような台詞を吐いたように記憶しています。

 

元々著者は、思い立ったら吉日で即行動に移す性格で、人の都合で待たされるのは大きな負担、想像を遥かに超えたストレスだったのでした。アメリカのロックシンガー、トム・ペティの歌でもありましたっけ…Waiting is the hardest part…いやはや、待つのって非常に疲れるんですよ。しかも、Mのトレーニング待ちの関係で、当初の渡米の計画も遅らせていたので、イライラが頂点に達していたのでした。1年半の付き合いの間に、Mは3回も来日しました。しかし、よく考えると、全部自分の都合で勝手に決めて、直前に事後報告でした。当時は、会える嬉しさで深く考えませんでしたが、よく考えると迷惑な話ですよね。こちらも働いているわけですし、休暇も急に取れませんから。そういった件も合わせて、Mに振り回されるのに辟易してしまったのです。結局、この出来事以来関係が悪化し、数か月後に破局を迎えました。Mはストレスで白髪が増え、痩せ細っていました。余計なお世話ですが、やはり彼にはFBIエージェントは重荷過ぎたのでは…?今振り返ると、Mとの関係は例えるなら、『Mが常に運転席に座っていて、彼の都合で車が走ったり止まったり。助手席の私は飾りのようなもの』でした。得たものがゼロだとは言いませんが、失われた時間は戻って来ません。高い授業料を払う結果となったのでした。

 

優柔不断な男性の何が問題か?

先日ネットで、『HE TOLD ME HE WAS WISHY-WASHY:WHY THIS SHOULD HAVE BEEN A RED FLAG (彼は私に自分は優柔不断だと言った:なぜこれは要注意なのか?)』という記事を読み、まるでMとの恋愛経験のようだわ!と、反論の余地がまったく見付からないほどに120%同意してしまいました。特に、この記事の中に出て来た『彼が浮気性だとか信頼出来ないとか、私たちはそういった点は問題視するけど、大体の場合において、後々失恋につながるような感情の不安定さの微かなヒントの数々を見過ごしてしまう。近頃は、もし彼がすぐ気が変わったり優柔不断だと分かったら、ヤバイと思って逃げるようにしている』及び、『私の頭の中はもうグチャグチャだった。思い出せることと言えば、すぐに考えが変わると彼が言った最初の会話だけ.』そして、『もし彼が自分の仕事や人生をどうしたいか決められないのなら、どうやって明確に自信を持って私と二人の関係について決められるのでしょう?.』(※1)また、別の記事、『Beware of Lukewarm lover』では、優柔不断な男性を、どっちつかず(ambivalence)と表現しています。『どっちつかずとは:”同時に起こったり、矛盾している態度や感情のこと;継続的な変動;(略)このような人々は、恋愛関係において不安定。パートナーをも宙ぶらりんな状態にしてしまう. 』(※2)

 

もしあなたのボーイフレンドが優柔不断で心配性だったら?

恋人が優柔不断で尚且つ国際遠距離恋愛をする場合、覚悟が必要です。理由は、1)相手に振り回される、2)忍耐を要する、3)二人の将来の計画がなかなか前に進まない、4)結果、時間の無駄になることが予測されるから。この手の男性は、こちらが強引にことを進めようとするのは逆効果です。その後怖気づいてしまったり、やはり気が変わったりして、結局振り回されます。優柔不断とは、時には『感情的に不安定』でもあるのです。また、優柔不断は『責任を負いたくない』気持ちの表れとも言えます。あなたやあなたの人生に責任を負いたくない、プレッシャーを感じる、重圧に耐えられないと言ったところでしょう。

 

前出のMも著者にそのようなことを言っていましたっけ…「二人の将来を決めるには、物理的に距離があり過ぎる」とか「君が日本や家族を捨ててアメリカに来ても、上手く行かない場合どうすれば…」とかなんとか。外国で暮らすとなると、頼りになるのは彼しかいません。こんなことでは、先が思いやられますよね。それでもMには結婚願望があり、すぐにでも(誰かと)結婚したかったようでした。今度は物理的に近い女性と交際して結婚したいと言い切ったMですが、あらから11年経った今でも独身です。そうでしょうね、としか言いようがありません。結局のところ、距離があろうがなかろうが、Mは優柔不断で決断できない人だと思うのです。この手の男性は、次から次へと決められない理由を見付け、必要以上に杞憂したりするのです。

 

優柔不断な態度に対する対策はある?

『三つ子の魂百まで』という諺があるぐらい、人の性格はそう簡単に変わりません。また、変えることも出来ません。もしあなたのボーイフレンドが優柔不断な性格の持ち主で、これから国際遠距離恋愛になる場合は、次の点に注意してください。1)期限を決める。2)無理強いしない。3)諦めて、とことん付き合う。期限を決めるというのは、言い換えると、どこまで相手の優柔不断さに耐えられるか制限を定めることでもあります。あなたの年齢が20代半ばぐらいまでなら、何年かは待てる余裕もあるでしょう。しかし、アラサー、アラフォーとなると話はまったく別です。子供を持つことを望んでいる女性なら、出産のタイムリミットの関係で、優柔不断な態度に貴重な数年を費やすのは勿体ない。それでも結婚に至れば良いですが、上手くいかなければ時間の無駄になることも留意してください。無理強いをしない点については、先にも書いた通り。たとえ彼が優柔不断だったとしても、だからと言ってあなたに物事を決めてもらいたいわけではないのです。特に、同棲や結婚などの人生の重要な決定は、人に決められてすんなり納得…とはならないでしょう。優柔不断な男性には押すよりも、引いてみる方が効果的な場合があります。あとは、惚れた者の弱みということで、とことん相手の優柔不断さに付き合うことです。しかし、あなたが仙人か即身仏でもない限り、それは精神衛生上良くないことは言うまでもありません。国際結婚においては、決定しなければならないことが山積みです。つまり、決断力が求められるのです。

 

まとめ

Relationshipにおいて、重要なことを決定するのはふたりです。また、片方が常に我慢したり振り回される関係は、健全とはいえません。もちろん、何でも即決する必要はありません。しかし、日常生活において小さなことにも優柔不断な態度が相手に見られたら、ちょっと注意が必要です。私たちの時間は無限にあるわけではないし、他人の時間にも責任を持つべきです。かの水前寺清子の歌『365日のマーチ』にあるような、「3歩進んで2歩下がる」ならともかく、常に「3歩進んで3歩下がって振出へ戻る」ようであったり、「3歩進んで4歩下がってマイナスになる」ようであれば、たとえ人生が200年あったとしても足りそうにありませんから。

 

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この記事のライター

オリビア